再婚なら結婚式どうする? ~セカンドウェディングの悩み~
今日、離婚率が増えているといわれる中、実は再婚率も上昇傾向になることをご存知ですか?
ウェディングカフェに相談に来られる方にも実はどちらか一方が再婚、または再婚同士というケースも少なくありません。ではセカンドの場合の結婚式はどうされているのでしょうか。
再婚率の上昇傾向
昭和50年と平成27年のデータを比較すると、再婚率は12.7%から26.8%に上昇しています。
では男性がセカンド、女性がセカンド、お互いがセカンドのそれぞれの割合をみていきましょう。
- 夫(初婚)―妻(再婚):45,268組(7.1%)
- 夫(再婚)―妻(初婚):63,588組(10.0%)
- 夫婦とも再婚:61,325組(9.7%)
離婚した女性のうち4割以上が再婚をしている、というデータもあるそうです。
この数字を見て高いと思いましたか?
離婚率ばかりが注目されていますが実は再婚率も上昇傾向にあるんです!
セカンドウェディング事情
上記のようにどちらかがセカンド、もしくはセカンド同士かどうかで結婚式をどうするか違いがあるようです。
【パターン1】
新郎が再婚で新婦が初婚の場合
結婚式となると女性が主役、という考えの男性も多く女性が初婚の場合は初婚カップルのように盛大に結婚式を行うカップルも多くいらっしゃいます。
男性は女性が結婚式を挙げたいという気持ちや、女性側のご家族のことも大切に思う気持ちから結婚式を行うことが多いようです。
人気のスタイル:結婚式・披露宴、結婚式・親族中心の会食、海外ウェディング
【パターン2】
新婦が再婚で新郎が初婚の場合
子どもがいるかどうかでも違いはあるかもしれませんが、結婚式をリードしていくのは女性側が多いことからどんなスタイルにするかを女性が主導権を持つカップルも少なくありません。結婚式をする場合は、1度目にしたスタイルではないことや、本当はこんなことがしたかったという思いを叶えられる女性もいます。例えば、1度目は神前式で和装だったので今回はドレスでチャペル式がいいなとか、挙式ではなく子どもと一緒にフォトウェディングにするなどがあります。
人気のスタイル:結婚式・披露宴、結婚式・親族中心の会食、海外ウェディング、フォトウェディング
【パターン3】
お互いが再婚同士
お互いが再婚となると親族といわれる方も呼ばず、家族や親しい友人を招くスタイルも多くあります。ごく少人数ではありますが、ふたりの新しい門出を祝いたいという方達は必ずいらっしゃいます。再婚だからといって「結婚式をしない」という選択をされるカップルも近年は減少しているように感じます。
人気のスタイル:結婚式のみ、結婚式・家族中心の食事会、海外ウェディング、フォトウェディング
セカンドウェディングの実施率は上昇傾向
結婚式のスタイルが多様になっている現代だからこそ、セカンドの結婚式をどんなカタチであれ行うカップルは増えています。
日本ではセカンドを”恥ずかしい”とか”1度目の結婚式に招いたので2回目は招きにくい”という声も多く寄せられます。確かに本人からするとその気持ちも理解できますが、自分たちが思う以上に周りの方たちは「お祝いしたい」気持ちもあるということを忘れないでほしいと思います。
”セカンドだからこそ幸せな姿を見てもらう”ことも大切なことです。
また二人の新しい家族のはじまりのときには変わりありません。その瞬間にふさわしい結婚式をしませんか?